一色進 * 夏秋文尚 *キハラ宙
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HAPPY JACK / THE WHO
ん~、今年初のブログ的。もう11月もあと4日だっつ~の。
更新しないにもほどがある。
今回はTHE WHOの「HAPPY JACK」
1966年リリースのWHOの5枚目のシングル。
なぜ、この曲かと言えば11月23日のジャック達ジャパン・ツアー2011追加公演に
来てくれた方はもうわかりますよね。
ま~けっこうな長さになってきたジャック達の活動年数のなかで、
今回初めてライブでカバー曲に挑戦したんですよ。
なんでいままでやらなかったのかは謎ですが。
せっかく久しぶりのライブだしなんか変わった事をやろうと言う話になり、
3人でなにやろうかと相談。
「そういえばジャック達単体ではカバーってやってないね。」ということで、
カバー曲選びが始まりました。
「カーネーションとかどう?大田くんできるし。」
「それならグランド・ファーザーズなら、ナッキーも出来るじゃん。」
とか、喧々諤々。
GGPが「WHO やりたい。」と言い出し、
じゃあWHOで行こうとなりました。
でもこっからがまたたいへん。
WHOったって、かっこいい曲いっぱいあるからね。
ま~選びあぐねてると、ジャック達だし「HAPPY JACK」でいいじゃん。
と、結局短絡的な結論。
でもねえ、やってみたらけっこうジャック達にジャスト・フィット。
これは、これからもレパートリーに加えていいかもね。
そんなわけで、ジャック達版「幸せなジャック」の歌詞お楽しみくださいな。

「幸せなジャック」
一色進作詞・ピート・タウンゼント作曲

HAPPY JACK わりと今夜マジだぜ
とぼけてても 結構マジだぜ

恋のゲーム 決着着けるぜ
今夜君と 決着着けるぜ

ハグだけじゃすまない night
天国にだって連れてってやる

HAPPY JACK 明日の今頃には
僕をみんな そう呼ぶのさ

だけど君は 待てど暮らせど
僕にシカト ぜんぜん来やしない

ハグだけじゃすまない night
天国にだって連れてってやる

HAPPY JACK わりと今夜マジだぜ
とぼけてても 結構マジだぜ




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by isssssiki | 2011-11-27 11:32 | ブログ的
「マイ・スウィート・サレンダー物語」                 一色進
2009年1月18日渋谷の7th Floorというライブハウス、そこに全員がいた。その日はジャック達とtricomiのライブ。ジャック達には当然ながら、オレとヒロムとナッキーがいて、tricomiのベースはしのぶちゃんがいた。そして、客席には祥子ちゃんが見に来ていた。まさかこの時点では誰もこの5人がこの年の年末に渋谷のAXでライブやるなんて知る由もない。ましてやシングルをこの1年後に録音することも。この物語はフィクションのような神様のいたずら。

この頃のジャック達は自ら企てた「ジャックフルーツ・シングルズ」という配信で1年間に6枚のシングル全12曲を発表するという流れの真っ只中にいた。まあ、配信だから枚ではないのだけど。2008年に「STROWBERRY」「GRAPE」の2枚を発表して、第3弾の「LEMON」の録音は終わり、配信開始を待つだけみたいな時期だった。そこまで製作した6曲は、「今すぐ帰りたい」「東京一悲しい男」「謎の帽子屋」「JET SET」「JUMPER」「アーケード・カスケード」だった。それをCD-Rにまとめたものを2008年の年末に祥子ちゃんにも渡した。南青山での祥子ちゃんのライブの時に楽屋で。聞いてもらいたくて。ジャック達と祥子ちゃんは、2008年の11月に平澤氏の企画した「GOLDEN POPS」というイヴェントで東京ローカル・ホンクと共に共演したばかりだった。ここでもう一人の登場人物、平澤氏登場だ。平澤氏は祥子ちゃんとジャック達の両方のスタッフをしている。その関係もあったのか祥子ちゃんのこのころ出たばっかりの新作「Sweet Serenity」にヒロムがギターで1曲参加したりもしていた。そして「ジャックフルーツ・シングルズ」の前半戦をまとめたCD-Rを祥子ちゃんがとても気に入ってくれたらしくこの日のライブを見に来てくれたんだった。この日のライブ後に事件が起きたらしい。オレはずいぶん後で知って驚いたのだが、祥子ちゃんが平澤氏に今入っているすべてのスケジュールをキャンセルしたいと言ったそうなのだ。マジっすか?なんでも、オレ達がとても楽しそうに演奏していたというのだ。「私はあんなに楽しそうにライブをしたことがないし、出来ない。」とも。そんなに楽しそうだったとは。確かにその日のジャック達は、オリジナル・べーシスト脱退のショックから半年後に、カーネーションから大田譲という強力なベースが助っ人に来てくれて3回目のライブだったし、またこうしてライブが出来る、しかも以前よりも強力に、みたいな気持ちはあったけどそんなに楽しそうに見えたのは意外だ。しかもこれも後で本人から聞いたのだが、音楽をやめて庭師の修行をするとまで平澤氏に伝えたそうなのだ。なんで庭師だったのかは謎だが、平澤氏は電話で3時間以上も思いとどまるように説得したらしい。そりゃあ、そうだ。鈴木祥子という特異希な才能をこの国が失うかどうかの瀬戸際だ。それにしても電話で3時間っていうのもすごい。その説得が功を奏したのかは、2010年を生きている人にはおわかりだろう。

そんな事は当然知らないオレは、3月22日桜木町の横浜美術館に行った。祥子ちゃんが美術館でライブをやるというからだ。そして以下その次の日の日記に書いたオレの文章。

「美術館の超強気な女」
夕べは横浜美術館の鈴木祥子姫のライブを見に行った。桜木町からランドマーク・タワーを抜けて行くとその美術館はある。美術館に入るとそれは素晴らしいロケーションで、ここでライブをやりたいと思ったアーチストの気持ちと、それを叶えたいと思ったスタッフとの強い気持ちがなんとなく伝わってきてすでにジワっと感動が走った。そしていわゆる客電が落ちるわけでもなくライブが始まり、姫は和服で長い階段を降りてきた。最初は明るすぎるなとも思ったが、5分もしないうちにこれも悪くない気がしてきた。素晴らしいライブ。想像だけどライブどうやるかみたいな打ち合わせで、「照明はどうしようか?」みたいな話が出たときに姫が「このままでいきたい。」と言った顔がなんとなく目に浮かんだ。あのまっすぐな強い視線が。去年のマンダラ2で共演した時の打ち合わせで「スターシップで行きましょう。」と言った時の目が。ライブが進むにつれてこれはコンサートと言うよりもタランティーノの映画のロケにエキストラで参加してるんじゃないかという錯覚に陥っていた。その中で姫はどんどんエキストラどもを自分の手の内に引き込んでいく。すごい力だと思った。アンコールの最後で披露されたのが、「超・強気な女」という新曲だった。...あたしぐらいになると流行なんかは関係ないとハンドマイクで踊りながら着物姿で歌う彼女はこの曲を7インチアナログ・シングルとカセットで発売すると言った。アナログ・プレーヤー持ってない人は買ってください、とも。粋とか、いなせとかいう言葉が脳の中をかけめぐった。かっこいいよ。終わった後あいさつもせずに帰ってしまったのだが、なんか雨の中を歩きたい気分になっちゃったんだな。だって1エキストラが主演女優にあいさつなんておかしいだろう。

「超・強気な女(I’ll get what I want)」は、驚きの新曲だった。一度聞いただけなのにその歌詞が耳から離れない。オレがこんな日記を次の日にすぐアップしたのもうなずけるだろう。

そのころジャック達は相変わらず「ジャックフルーツ・シングルズ」と隔月のライブに追われていた。1枚配信する頃には次の締め切りみたいな感じだった。オレ達がそんなことをしてるうちに、一方で祥子ちゃんの中で眠っていたロックがむくむくっと目を覚ましだしたらしいのだ。祥子ちゃんの家のラジカセでは「ジャックフルーツ・シングルズ」が回り続けていた。それこそ毎日のように。そしてジャック達の7月のライブに祥子ちゃんにゲスト出演してもらう事になりその打ち合わせが6月のある日渋谷で行われた。そこで衝撃の提案が祥子ちゃんの口から。その日は次のライブで何をやろうかみたいな打ち合わせだろうと、オレは思っていた。祥子ちゃんから何を言われても驚かないぐらいの自身はあった。なんせ2008年のライブでは、スター・シップの「We Built The City」をやったのだ。しかもオレが書いた替え歌で。あれよりすごい選曲なんてないさ。ぐらいなもんさ。ところが事態はそんな生易しいもんではなかったのだ。祥子ちゃんがソニーから出し続けている「SHO-CO SONGS collections」の3が10月にリリースされるのでそのレコ発ライブを東京と大阪でジャック達とやりたいと言われる。しかも東京は渋谷のAXだという。ひっくり返るジャック達という名のもやしっ子3名。まあ、子ではないのだが。ナッキーが真顔で言う。バックをやるのはいいけど、フライヤーとかにはジャック達とか書かないほうがいいんじゃないかと。動員が落ちるよとか。AXでジャック達が演奏している絵が思い浮かばない。しかし、祥子ちゃんは言う。「バックとかじゃなくでバンドっぽくやりたい。」「それなら面白いかも。」と、オレは思った。「じゃあ、そのバンド用の新曲を作ろうよ。」とも言った。オレと祥子ちゃんで。頭の中でなんとなくイメージがその時浮かんだ。アメリカとイギリスを渡る航路を走る客船の絵だ。酒も入って渋谷のバーで押し問答は続く。「ほんとに、オレラでいいの?」「ジャック達とロックがやりたいの。」「でもAXは、やばいんじゃないの?」「collection 3はジャック達だとすごく盛り上がると思う。」普通、逆だろうとオレは思った。オレ達がプレゼンして是非やらしてくれとか言って、ちゃんと出来るのとか言われるのが世間一般の流れだ。でも始まりなんてそんな物かもしれない。少しいびつなバンドが生まれようとしていた。

そんな様々をしょって7月17日に吉祥寺のマンダラ2で「5フルーツ・イン・ジュライ」というライブが行われた。もちろん念願の「超・強気な女(I’ll get what I want)」withジャック達は、演奏された。そしてカバー曲はアン・ルイスの「グッバイ・マイ・ラブ」。ね~、祥子ちゃんやるでしょう?この間奏でオレと祥子ちゃんがひとネタかました。オレが前日黄金町の試聴室の祥子ちゃんのライブにジャック達のリハが終わった後に西荻からかけつけて打ち合わせたネタだ。そしてウケる。うまくいったので機嫌が良くなったオレと祥子ちゃんはまだ情報解禁前だった年末のAXライブの事を喋ってしまう。ざわめく客席。そりゃそうだろう。それはギャグのようだ。しかし、ギャグではないのだよ。そこが、冗談のようだ。そしてスケジュールが出る。ジャック達助っ人べーシストの大田くんのスケジュールと激しくバッティングした。カーネーションの年末発売の強力な新譜「Velvet Velvet」のツアー。そこで、べーシストとしてかわいしのぶちゃんに白羽の矢が当たる。祥子ちゃんとは何回もライブをやってるし、ジャック達も年に1度は一緒にライブをやってたtricomiのべーシスト。すぐ後に「ジャックとしのぶとしょうこ達」と呼ばれるバンドの誕生。誕生と言ってしまおう。それは、どうみてもバンドとか言いようがないからだ。ジャック達は「ジャックフルーツ・シングルズ」を無事完結した。そして、オレ達と祥子ちゃんの年末に向けてのジェットは離陸した。オレは、このバンドのために3曲の新曲を書いた。1曲は、祥子ちゃんの歌詞に曲をつけた「東京days」これは未だ途中だ。そしてもう1曲がまだ祥子ちゃんも知らないミディアム・バラード。そしてもう1曲こそが「マイ・スウィート・サレンダー」。オレがヒロムの家で録ったしょっぱいデモが素晴らしい新曲に変身した。ライブでもハイ・ライト・チューンになりそうな。祥子ちゃんが詞を書いて。

そしていよいよリハーサルが始まる。11月14日。まだAXまでは1ヶ月以上あるんだけどとりあえず音を出してみるみたいなリハーサルだ。しか~し、またしても事件が起きる。オレが新型インフルに患ってしまうのだ。インフルエンザ恐るべし。去年、流行ったでしょ。あれだよ、あれ。そして今度はしのぶちゃんがその3週間後くらいにマスク女に。しのぶちゃんもインフル。インフルどんだけ~。結局5人揃ったのは2回だけだったな。でもそのリハーサルはまるでバンドだった。「マイ・スウィート・サレンダー」を5人でアレンジする。あ~でもないこ~でもないと。そして本番。まずは新宿ジャムの日がやってくる。12月18日。オレはこの日のライブの前が1番緊張したな~。「collection 3」を形成する「スナップ・ショッツ」と「キャンディ・アップル・レッド」の曲は、一筋縄じゃいかないのだ。ちゃんと出来るんだろうか?そんなオレの心配をよそに祥子ちゃんはロック全開。何日か前に横須賀でYAZAWAのライブを見たらしい。YAZAWAの黒いTシャツで登場。新宿の老舗のライブ・ハウスにロックが響く黒い夜だった。途中でオレと祥子ちゃんの高校生のとき作った曲対決なんてのもあった。その日のリハーサルの時に突然祥子ちゃんが思いついたのだ。思いつくぞ~、突然。でも、フツ~は思いつくだけでなかなか本番でやったりはしない。リハの時にふざけてやって、あはははで終るもんだ。でもそこが、鈴木祥子が鈴木祥子であるところだ。本番でもきっちりやった。オレが「駱駝」を歌い、祥子ちゃんが「誕生日まで待っててね」を歌った。そしてどちらも今に通じるそんな雰囲気のある曲で面白かったなあ。ナイス企画だった。ナイス企画と言えばこの日のライブは3日後のAXがフォーマルな感じだとすればそれよりもずっとカジュアルな内容で、アンコールでは大瀧詠一の「河原の石川五右衛門」というピンク・レディのパロディみたいな曲を祥子ちゃんとしのぶちゃんがミーちゃんケイちゃんばりに踊って歌った。この曲ではしのぶちゃんのベースを借りて後ろでベースを弾いていた。ほんとは客席で見たかったんだな。こちらもナイスでしたね。そして「マイ・スウィート・サレンダー」がついに人前で初めて演奏される。とても盛り上がった真冬の熱い夜。終わって楽屋で祥子ちゃんが、「私のライブでこんなに盛り上がったのは初めてです。」と言った。そこには、もう1月の祥子ちゃんはいなかった。

3日後オレ達は、ジャムの興奮を引き連れて渋谷のオオバコAXに向かう。午後1時にAXに入ると、もうヒロムがレスポールをぶら下げて譜面を睨みつけていた。長い1日の始まり。オレは、まだ照明の立て込みをしている舞台に立ってみた。「デカイ。」まずはそう思ったよ。天井がはるか上に。客席はそんなに広いとは感じなかったが、とにかくステージが広いと思った。ここであと何時間か後に演奏するのか。やがて、リハーサル。ゲストのクジラさん、拓夫さん、西村さんも参加してグッと本番チックな雰囲気。祥子ちゃんの赤いラディックとナッキーのソナー。二つ組まれたドラム・セットがカッコイイ。淡々と進むリハーサル。なんとかいけそうな気がしてきた。本番が始まる。お客さんがいきなり総立ちになった。一気に突っ走るバンド。そこにはバンドがいた。なんとか終わる。終わるもんだ。6月のあの腰を抜かしたミーティングから半年後、オレ達は本当にAXの板の上にいた。ありがとう祥子ちゃん。しのぶちゃん。この日の演奏がライブ盤になる。驚きは止まらない。とにかく祥子ちゃんといるといろんなことが起きる。そこがおもしろい。ライブがはねて、ロビーで乾杯。でも打ち上げはなしだ。バンドは翌日大阪に向かう。

翌朝。というか12時なんだけど、オレ達は新幹線で大阪に向かった。車中で昨日のライブを振り返りながら。「マイ・スウィート・サレンダー」を録音しようとか言いながら。でもそれは、しばらく先の話だと思ってた。新幹線はきっちり時間通りにオレ達を運ぶ。梅田のシャングリラは東京に負けないぐらい盛り上がる。アンコールが鳴り止まない。もう曲ないよ。祥子ちゃんが「新しい愛の詩」を弾き語りで。長い2日間が無事終わる。でも物語の方は終わらない。終わらないんだから驚きでしょ。帰りの新幹線では、「追加公演」やろうとか言ってるんだけど、それも冗談ではなくなるところが鈴木祥子なのだ。

年が明けてすぐのことだ。平澤氏からメールが入る。「例のマイ・スウィート・サレンダーの録音の件なんですけど、1月29日にスタジオ、フィックスしていいですか。」ライブで初めてこの曲を演奏してからまだ1ヶ月もたたないうちにこの曲がシングルで4月8日に発売される事が決まった。そして、再びジャックとしのぶとしょうこ達がスタジオに集まる。「あけおめ、ことよろ」とか言う時期に。平和島のサウンド・クルー・スタジオ2010年1月29日。
     
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つづくかもしれない。
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by isssssiki | 2010-04-11 17:36 | ブログ的
ア・イ・ノ・チ・カ・ラ/ジャック達
2010年初ブログ的は、もう2月。
さくさく更新しろよ!
だって、忙しかったんだも~ん。
そして今回はジャックフルーツ・シングルズの最終回。
ORANGEな話。
この2曲を録音してたのは去年の暑い盛り。
お盆をまたいだあたりだったな。
もう締め切り超えてるのにGGPがお盆で帰省しちゃったりして、
中々スリリングな思い出。

「ア・イ・ノ・チ・カ・ラ」

この曲は前にも書いたけど、「CHERRY」の頃にはデモが完成してた。
ある日台所で思いついたのだった。
オレが曲のアイディアを思いつくのは、それこそ24時間いたるところ。
ロック・アラウンド・ザ・クロック野郎なのだが、
それを人に伝えなくちゃいけない段階になって譜面にしたり
デモを録音したりするのは、たいてい台所。
そこが唯一我が家の中で喫煙できるスペースだからだ。
そこに何気にあった食器用洗剤に「泡のチカラ」と大文字で書いてあった。
そのカタカナで書かれた「チカラ」っていう字面に惹かれてしまった。
ラブ・ソングだったらもうそのまま「愛のチカラ」でいいじゃん。
待てよ、ぜんぶカタカナにして中黒入れちゃえ。
そしてタイトル完成。
「ア・イ・ノ・チ・カ・ラ」
安直なんだか偉大なんだかぎりぎり。もしくはすれすれ。
紙一重ってやつですか?
そして歌いだしの「ア~イノチカラ・イェ~」のところが出来た。
スライみたいじゃん!オレ小躍り。
しかし、このまま行ったんじゃジャック達の名が廃る。
こっからが妄想タイム。
ここを書いたソングライターがいたバンドの物語。
仮にジョンとしよう。
ジョンは、言った。
この「ア~イノチカラ・イェ~」をマントラのように繰り返したシングルを出したいんだ。
もうこれだけでいいんだ。
しかし、彼は事故かなんかで死んでしまう。
その追悼盤にと残りのメンバーが、
仮にポールとリンゴとインデイラとしよう。
この曲を完成してシングルで発売しようとする。
しかし、ジョンの意思とは反してこねくりまわされ、ロック・オペラみたいになっちゃた。
そんなイメージが浮かんだ。
もう、ややこしいよ!
スライと10ccのコラボみたいな曲になった。
「野菜スープはFRESH」みたいな。
ロック・オペラなんだから3人で歌おうと、オレが言いだす。
最終回なんだし。
嫌がる2人に無理やりマイクの前に立ってもらう。
最終回にふさわしい、大袈裟な歌詞も3人で歌えばこわくない。
そして、完成。
次のジャック達のアルバムはこんな感じのもっと長い大作を入れたいと思ってる。
15分~20分の組曲。
それと5~6曲の3ミニッツ・ロックが入るといいかな。
その予告編がこの曲。

「潮流」

そしてもう1曲用に用意してた「哀愁のペスカトーレ」のいう
こちらもミニチュア・ロック・オペラがあったのだが、
メンバーからNG。
「なんか他になにの~」とか言われる。
たまたまミオ・フーのレコ発に一人でゲストでやることが決まってて、
弾き語り用に何曲か新曲を書いてたのでそれを聞いてもらう。
そのうちのひとつがこの曲だった。
これいいじゃん、ってことになってつらつらとギターと歌を入れて、
後はナッキーなんとかしといてとか言って帰ったんだな。
ナッキーも1曲没にした手前何とかしたんだった。
次にスタジオに行くと何とかなってた。
しかし、もう締め切り過ぎてるわ、GGPはきせいちゅうだわで
オレがエレキを入れる羽目に。
もうこの時点で「ジャックフルーツ・ファイナル」という完結記念ライブに
間に合うかどうかの瀬戸際。
結局間に合わなかったんだけど、
12曲目にしてさらなる新境地なジャック達が出来上がった。

無謀とも言えそうな企画だったけど
走りきったジャック達は、また階段を一つ上がれたような気がする。
そしてこのハードな1年で3人の中に不思議な達成感が生まれた。
もうなにもこわくないよ、オレ達。
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by isssssiki | 2010-02-17 10:59 | ブログ的
RAINDROP SERENADE/ジャック達
激動の2009年もあと少し。
今年もジャック達頑張ったんじゃないですか?
梅田シャングリラで今年のライブ終わりました。
みなさんどうもありがとう、来年もジャック達よろしくね。
って、今年も終わろうとしてたんですが、
待てよ、なんか忘れてない?
ん~、まだジャックフルーツのセルフ・ライナー完結してないじゃん。
忘れんなよ、もしくは思い出すなよ。
タイムマシンは2009年、5月へ。

「RAINDROP SERENADE」

メロンちゃんの出来に満足してたジャック達なのだが、
すぐに次の締め切りがやってくる。
「次どうすんだろね?」
「曲無いよ。」
呑気な会話が他人事のように交わされる。まあ、笑うしかない、って奴ですか?
もちろん、曲が無いわけではない。
この時点で最終回用の「アイノチカラ」のデモは出来上がってたし、
ベンチでは「Easy to Fall」や「コメディエンヌ」も控えてた。
しかしなあ、最終回を先にやるってのもな~。
控えをリリースするってのもな~。
そんなある日、GGPからメールが。「曲出来たっぽい。」
「な・なんですと!ぽいってのがあやしいけど。」
さっそくGGP宅で、デモ作成。ナッキーに送る。
これ、いけるんじゃない。と、いうわけでスタジオ入り。
速攻で詞を書き,歌入れた。
とても、90年代っぽくなった。
ベスト・ヒットUKの時代。これは、オレには書けないタイプの曲だな。
そして、大田ベースが加わると、もう鉄壁のA面曲完成。
この曲のリズム隊、すげ~。

「地下室のエミリー」

そんなある日。
オレは六本木で3時間くらい時間をつぶさなきゃいけなかった。
たいていそんな時は映画を見るんだけど、
なんか見たい映画六本木じゃやってなかったんだよね。
じゃ~、絵でも見るか。と、ふと思ってソニーの近くの美術館に行った。
そしてそこで出会ったのが、馬鹿でかいエミリーの絵だった。
衝撃が走る。何ですか?これは!
エミリー・ウングワレー。アボリジー二の画家。
ウングワレー、言われましても。
エミリーは、70歳を過ぎてから絵を描き始め、86歳でその生涯を閉じるまでに
3000~4000点の作品を残してんだって。
もう、即恋に落ちた。
そして、妄想は走り出す。
そんなエミリーが若かった頃、東京の地下室で人知れず絵を描いていて
オレと出会い恋に落ちる。
そしてオレは、削られ、焼かれ、エミリーの絵の中で永遠の恋をする。
出来ました、1曲。
即、スタジオへ。
ナッキーがご丁寧にディジュリドゥまで入れてくれた。
内緒だけど、オレはこの曲が歌詞も曲も演奏もミックスも1番気に入っている。

そして次回は最終回「オレンジ」
年内に終われるか? 待て次号!

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by isssssiki | 2009-12-24 10:30 | ブログ的
禁断のチョコレート・エンジェル/ジャック達
さてさて、無事全6枚配信が終わったジャックフルーツですが、
って、枚じゃね~し。
セルフ・ライナーは第4弾「MELON」にやっと到達。
ここまで2ヶ月おきの配信スケジュールをなんとかクリアしてきたジャック達だけど、
ニューベリー貯金を使い果たしてこっからは1からのスタート。
この「MELON」からちょっとずつ2ヶ月に1枚のルールが破られていく。
大丈夫なのか?ジャック達。
そこに現われた強力な助っ人。
ここから大田譲、登場だ。


「禁断のチョコレート・エンジェル」

大田くんに助太刀を頼んだ去年の9月のライブ、
「ジャック達再起動」で発表された新曲。
大田くんが参加するにあたりなんかそれらしい新曲がないのか?
と、GGPに言われる。
「パパ、なんかwhat's new love songみたいのないの?」
ん~、言うのは簡単だよな~。
そして思い出してみる。
なんかあったなあ。
そういえばオレが誰かのライブにゲストで出た時、
QY10(オレの相棒のおもちゃシークエンサー)とエレキで1回だけやった曲。
スタジオで4人で合わせてみる。
大田くんが、ナッキーに聞く。
「これはどんな感じでやればいいの?」
ナッキー「いや、まだ誰も知らない。」
そして、鳴り出した音。
もういきなり「MELON」に刻まれたままだ。
新生ジャック達の幕開け。
この曲はもともとジョン・レノンがギブソンのエレアコを弾きながら歌う感じの
初期のビートルズの佳曲みたいなイメージだったのだが、
GGPのアンガス魂に火が点き一気にACDC化。
派手なハード・ロック爆弾が出来上がった。

「UNHAPPY BIRTHDAY TO YOU SONG」

そしてもう1曲はハイランド・マンスリーの新曲の6曲の中で、
唯一ゴールデン・ウィーク・ニューベリー・セッションからはずされたこの曲。
ちょっとライブ録音むきじゃないと思ったんだな。
もっとスタジオ・ワークばりばりのテイクにしたかった。
テクノ・ポップの臭いもする出来上がりをイメージしてたのだが、
勢いが止まらないジャック達はそれを許さない。
世にも不思議なサウンドに仕上がっていく。
イントロのテーマを大田くんに弾いてもらう。
そしてミドルのハチロクのところが、
オレがベース入れの日に遅れて行ったらもの凄いことになってた。
あの~、ここに歌詞のなんでUNHAPPY BIRTHDAYなのかみたいな
重要な部分が入るんですけど。
しかし、その激しいドラムン・ベースに歌詞追い出される。
しょうがね~な~、かっちょいいもん勝ちってことで。
余った歌詞のテーマをどこに持ってくか考えあぐねたすえに、
2回目のイントロのところで喋っちゃえ。と、なった。
台詞登場。
「台詞入れるよ。」とナッキーに言った時にナッキーが少しうろたえる。
そして、実際に台詞入れたときに更に困惑が。
エンディングにはGGPの口笛まで。
マスタリングも目一杯の音量で入れ込み、強力な「MELON BOMB」が出来た。

ナッキーがどっちかを次に回した方がいいんじゃないのと言うほどカップリングになったが、
もう締め切りが近づいてたし曲も使い果たしてた。
次からは作曲も含めて1から始めなきゃならないジャックフルーツ、あと2枚。
大丈夫なのか?ジャックフルーツ・シングルズ?
つづきは次回。

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by isssssiki | 2009-11-01 09:44 | ブログ的
JUMPER/ジャック達
ジャックフルーツ・シングルズ・セルフ・ライナー第3弾。
忘れた頃にやってくる。
って、忘れられんな!
と、
前回と同じ始まり方、どお?
どお?と、言われてもなあ。
今回は「檸檬」の話。
だいたい今回のこのシリーズの果物たちはもちろん無作為に選ばれてるわけじゃない。
どうせなら、ロックを連想するものって選んでる。
ストロベリーといえばストロベリー・フィールズ・フォーエバーがまず頭に浮かぶし、
グレープといえばさだまさしだし、
って、ロックじゃないじゃん。
モビー・グレープとかグレープ・オブ・ラスとかのバンド名を思い出す。
今回のレモンは、ツェッペリンのレモン・ソングがまず頭に浮かぶけど、
ムーン・ライダーズの「檸檬の季節」も忘れがたい。
って、別に忘れる必要ないんだけどね。

「JUMPER」

そして3枚目に選ばれたのは、
って言うか2008年5月のニューベリー・セッションで録音された6曲のうちの
残りの2曲。
正直言ってニューベリーで何録ろうかって話になったときに
この曲が候補に上がったのはちょっと意外だった。
あんまりシングルって感じじゃないし。
でもオレ以外の2人の強力なプッシュにオレが折れる形で仲間入りした。
しかし、録音してみるとこれがなかなかなA面感を持っていたから不思議。
ただサビのキーがちょっと低いのでサビらしくならないので、
思いっきりポッピーなコーラスを入れたらグッと盛り上がる。
あとは高校の文化祭みたいなサウンドにどんどんなってった。
もう爆音。
高校のっていうか、オレが高校生だった時代によく聞いていたハードなロックと言うべきか。
歌詞ももともとこの曲はライブの盛り上げように書いたみたいなとこがあるので
なんかぶっきらぼうな感じがジャック達の中でも異色なぐらいにストレートだ。
直球、ひねりなし。
とても潔いテイクになった。

「アーケード・カスケード」

この曲はハイランド・マンスリーの6曲の新曲の中で最後に出来た曲。
しかし、サビだけはずっと昔に出来てた。
いまでこそよく共演の機会が増える関係になった鈴木祥子さんだが、
その昔祥子さんと友達になったばかりの頃
祥子さんに贈った「夜が行方不明」という曲のサビがこれだった。
そして年月が経ちこのサビを甦らしたいと思った。
あとは、ギターをいじくりまわしてるうちに例のイントロが生まれて一気に完成した。
この曲を初めてライブ前のリハーサルでやった時に
これは将来のライブでハイライト・チューンに使えそうだと思った。
その時からずっとこの曲の夏秋のドラムが素晴らしい。
そしてここ何回かずっとアンコールの大ラスにこの曲をやっている。
前回のライブの祥子さんがゲスト・コーラスが入ったバージョンが完成形な気がするので、
祥子さんコーラス入りバージョンも録音してみたい。いつか。
歌詞は録音の時に書き直した。
ちょっと冗談がきつい下品系の歌詞だったので、
何回も聞くのは嫌だろうなと思ってちょっとシリアスなロック賛歌にした。
ロック・ミュージックよ永遠なれ。
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by isssssiki | 2009-08-24 12:14 | ブログ的
謎の帽子屋/ジャック達
ジャックフルーツ・シングルズ・セルフ・ライナー第2弾。
忘れた頃にやってくる。
って、忘れられんな!
今日は「葡萄」の話。
ジャック達を作ったばっかりの頃は曲も少なかったので
タイツのナンバーも織り交ぜて
ライブとかやってたけど、
時が経つに連れタイツ的なものと離れようとしていった。
別に理由はないんだけど、ジャック達の個性を求めていくうちに
必然的にそうなっていったんでした。
そしてどんどんジャック達の自由度というか、やりたい放題がこじれていき
今回のシリーズではもうまさにやりたい放題。
自由なサウンド。
そこで、どうせ自由なんだから別にタイツ的な曲が
あってもいいじゃんって気分になってきた頃の2曲が
この「葡萄」になぜか偶然寄り添ったんでした。

「謎の帽子屋」

去年のハイランド・マンスリー用に6つ曲を作ったんだけど、
6つもあるんだったら1曲ぐらいは名曲も混ぜとこうかなと思って書いた曲。
5つはジャック達お馴染みのクレージー・ロック。
よって、この曲が名曲になってしまいました。
去年の年始あたりは仕事で毎日辻堂に通ってたんだけど、
その辻堂駅北口の歩道橋から見える富士山がもの凄くデカイのね。
ホント、感動するぐらい。
或る日、ものすごく空気の澄んだ天気のいい日の朝に歩道橋の上で、
あまりに美しい富士山をしばらく眺めてたんでした。1時間ぐらい。
って、仕事は行かなくていいのかよ!
いいんだよ、そんなのどうだって。
そしたらこの曲のサビが頭の中で流れてきた。
歌詞付きで。
「なーぞの帽子売りが君をだれに変え~ても~、
手品はあばか~れ~て君は君にもど~るのさ~」って。
ん~、タイツっぽいけどこれいいんじゃないの?って思ったんだな。
それで忘れないように歩道橋の上で何度も歌った。
なんてアナログなんだ!
なんかに録音したりとかする武器ぐらい持ってろよ、作曲家さん。
気味悪いし、歩道橋の上でわけわかんない歌をそこそこ大声で繰り返し歌ってるオッサン。
しかも、サビだけだし。
そして、その日の夜に残りを全部書く。
まあ、名曲チックにするんだったら歌詞もまともな奴にしなくちゃとか思って、
もう「カニ歩きする中央線」とか下らないことばっかりも言ってられないので。大人だし。
「水溜り」とか「地球はまわる」系にするか、とばかりに気合入れる。
気合スイッチ入りました。
ライブでは西村純くんにピアノ弾いてもらったけど、
録音ではギター・サウンドにする。
GGPがエンディングでかっちょいいリフを作ってきて出来上がった。
あまり誰も言わないんだけど、オレのベースがちょっといいんだな。ちょっとだけど。

「JET SET」

この曲は6つもあんだったGGPにも1曲歌ってもらおうと思って作り出した曲。
GGPのキャラをイメージして30代の男の焦燥感みたいなテーマで
どんどん出来上がっていった。
けど、結局オレが歌う羽目に。歌ってもらえず。
50代のオッサンがこんなこと歌うと、こいつ何者?みたいな不気味感が出て
それなりにフリークス・ポップスになって、それもそれでアリだった。
そのフリークス感を増幅させるために、
ナッキーにウクレレを全編に入れてもらう。
さすが、ウクレレ・オーケストラ。もう、ばっちりよ。
混迷を増したサーフ・ロックになった。
ミドルのGGPのビートルズの「I feel fine」みたいなミュート・ギターが入ると
さらにいつの時代の曲だかわからなくなった。
素敵。
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by isssssiki | 2009-04-21 09:40 | ブログ的
スターフィット/DUFFY
昨日、久々に引っ張り出して聞いてたのが
Stephen Duffy の95年のアルバム。
その名も「DUFFY」
なぜか邦題は「ロンドン・ガール」
これがねぇ、しびれちゃうねな12曲なんですよ。
で、映像何かないかな?って湯~チュ~ブで検索したら
豚饅膝栗毛みたいな女しか出て来ないだよ。
誰なんだと思ったら、今評判のウェールズ出身の女性歌手だって。
オレだけが知らなかっただけらしい。
きっとファンももの凄い数いて、適当なこと書いたら袋叩きに会うんだろうな。
ついでに映像見たらなかなかいい 感じでした。
しか~し、今回の主役はStephen Duffyの方。
デュラン・デュラン脱退後、
ライラック・タイムやソロ名義で数々の名盤を世に送り出してた彼は、
それまでどちらかというとネオ・アコ的なくくりのサウンドだったんだけど、
まあ、アンディー・パートリッジと組んだライラック・タイムのサードは
曲によってはかなりロックだったっていう例外もあるんだけど。
この95年の「DUFFY」は
1曲目の「ロンドン・ガール」からそうとうロックしているんだなあ。
もう、出てくる曲出てくる曲みんなかっこいい。
ヴェルベット・クラッシュの強力なリズム・セクションをバックに
これはそうとうなアルバムでしょ。
で、昨日このアルバム聞きながらうちの相方さんと
どの曲が1番いいか会議になった。
オレは6曲目の「キッズ・オン・エブリ・コーナー」がいいと言い、
相方は8曲目の「スターフィット」がいいと言った。
そしてこの2曲で決勝戦。
優勝は?って、あほか。
「スターフィット」に決まりました。
この曲はかなり屈折したポップ・ロックだね。サビもいいし。
さあ、みなさんも決勝戦やってもうそこまでやって来た春でも待てばいいさ。
なに?ウチにない?
そんな奴はアマゾンで、ポチッでもペチッでもせれや。
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by isssssiki | 2009-03-06 11:23 | ブログ的
今すぐ帰りたい/ジャック達
みなさん、空けましておめでっとう!
って、空けんな!留守かっ!
いや~、しばらく留守してたみたいな「ブログ的」ですが、
別にやめたわけじゃないよ。最初っから不定期更新って、言ってんじゃん。
やな奴だな~、開き直られても。
で、今回は去年のジャック達の「ジャックフルーツ・シングルズ#1」の話でも。
配信してしばらくして忘れた頃にセルフ・ライナーみたいのここで書いてこうかな、って思ってる。
まあ、思ってるって~~のがあやしいけど今はとりあえず思ってる。

「今すぐ帰りたい」

このタイトルはずいぶん前からあった。タイトルだけ。
「HILAND」録音中に思いついた。
「HILAND」は当時の4人全員の曲を入れよう、ってことで始まったんだけど、
ナッキーの曲がなかなかあがってこなくて、ナッキーに
「今すぐ帰りたい」ってタイトルがあんだけど、そんな曲にしない?
って言ってたんだな、オレ。
結果は「HILAND」持ってる人に聞いてね。
それで、これおっかしいタイトルだからいつか使うぞ~って時をうかがってた。
そんな時に「HILAND」発売記念で半年間マンスリーでライブやって、
なおかつ毎回新曲をやりたい、とかいいだすんだな。もう、オレってば。
このころは、シネマの「CINEMA RETURNS」の製作も追い込みで、
ジャック達とシネマのライブのリハとかまでかさなって、
毎日、あれ今日はギターとベースどっち持ってくんだっけ?みたいな意識が混濁してる日常だった。
はっきり言ってこの頃のオレの曲は常軌を逸してる。
もうクレイジーなんですね。
そんな或る日さあ曲作るぞ!ってギターいじってたら、あのイントロ出来ちゃって、
ちょっと上機嫌。
で、サビも一気に出来上がった。
これを、「今すぐ帰りたい」にしよう、って決めるのにもう時間はいらなかったね。
あとは、レコ発のライブのアンコールでこれやろう、みたいなMCのネタまで思いついちゃう。
こまったもんだ、こんな音楽家。音楽家なのか?
案の定、うけるんだな。してやったり。
ところが3人になちゃって、オレがベース弾くはめに。
この曲の録音から始まった「ジャックフルーツ・シングルズ#1」
サビのコーラスっていうか、メインのフレーズをナッキーとGGPに歌ってもらうと、
一気にニュー・ジャック達になった。
記念すべき新しき門出に「今すぐ帰りたい」ってのがオレ達らしいね。
そして録音が終わってミックスの時間。
エンジニア・ナッキーはいつも歌を大事にするミックスをそれまでしてたんだけど、
残念ながらジャック達は大事に扱うような歌は持ち合わせてないので、
「もっとドラムを、もっとギターを、もっとベースを」ということで
あ~なった。
そしてカップリング曲はさらにいかれてる。

「東京一悲しい男」

この曲を初めてリハーサルした時のみんなの顔が忘れられない。
「なんですか?これは」みたいな。
間抜けなイントロ。クール&ギャングを意識している。
そこから微妙にディスコしながらサビに向かうバカ曲。
歌詞もどっか行っちゃてる。
歌入れの時にナッキーがはじめて正解の歌詞を目の当たりにして、
「パパ、こんな詩見たことないよ。」って笑ってる。
ま~、歌いれの時メンバーが歌詞知るってのもど~かと思いますが。
でも、オレにとってはサイコーの褒め言葉。
「イケブクロ」とかナッキーとGGPがコーラス入れてんの、おかしくてしょうがない。
って、あんたが書いたんだろ!
この曲は巌ちゃんにベース弾いてもらいさらにソウルフルに。
この曲が出来上がって家で聞いてたら、
ウチの嫁に「また、こんな曲作ってきて」って言われる。
大成功。
まさか、いないとは思いますがまだ聞いてないなんて奴は、
i-tuneでもhmvでもいいからポチッってせれ。
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by isssssiki | 2009-01-09 17:17 | ブログ的
We Built This City/STAR SHIP
いやあ、昨日のマン2は楽しかったね。
今回の「ブログ的」は昨日やった「シスコはロック・シティ」の日本語歌詞を書いときます。
この曲やろうって言う鈴木祥子さんのセンスが素晴らしいね。
しかし「シスコはロック・シティ」って、なんちゅー邦題なんじゃろか!

We Built This City

Chorus:
We built this city, we built this city on rock an' roll
Built this city, we built this city on rock an' roll

何とかしなきゃ こんな暮らし  
商業ロックこさえて 一発当てよう 
かわい娘ちゃんを 見つけてこなきゃ  
ちょっと無愛想に めざせELT  

基本ビートはマンボ まずはradio
don't you remember
We built this city, we built this city on rock an' roll

Chorus:
We built this city, we built this city on rock an' roll
Built this city, we built this city on rock an' roll

エイベックスに 売り込まなくちゃ 
耳障りのいい 曲と歌詞で
とりあえずは ヤンマガあたり 
水着姿でスマイル カラー8ページ 

基本ビートはマンボ まずはradio
don't you remember 
We built this city, we built this city on rock an' roll

Chorus:
We built this city, we built this city on rock an' roll
Built this city, we built this city on rock an' roll

It's just another Sunday, 路上でライブ
晴れた秋葉原 これも仕事さ

なんでもmoney 目立つことしよう 
ここがふんばりどころ 売れちゃえばいい
目つきの悪い あのマネージャーも 
とりあえず今は ガマンしとこう

Don't you remember (remember)

基本ビートはマンボ まずはradio
don't you remember 
We built this city, we built this city on rock an' roll

Chorus:
We built this city, we built this city on rock an' roll
Built this city, we built this city on rock an' roll
Chorus:
We built this city, we built this city on rock an' roll
Built this city, we built this city on rock an' roll


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by isssssiki | 2008-11-04 13:04 | ブログ的



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