一色進 * 夏秋文尚 *キハラ宙
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ア・イ・ノ・チ・カ・ラ/ジャック達
2010年初ブログ的は、もう2月。
さくさく更新しろよ!
だって、忙しかったんだも~ん。
そして今回はジャックフルーツ・シングルズの最終回。
ORANGEな話。
この2曲を録音してたのは去年の暑い盛り。
お盆をまたいだあたりだったな。
もう締め切り超えてるのにGGPがお盆で帰省しちゃったりして、
中々スリリングな思い出。

「ア・イ・ノ・チ・カ・ラ」

この曲は前にも書いたけど、「CHERRY」の頃にはデモが完成してた。
ある日台所で思いついたのだった。
オレが曲のアイディアを思いつくのは、それこそ24時間いたるところ。
ロック・アラウンド・ザ・クロック野郎なのだが、
それを人に伝えなくちゃいけない段階になって譜面にしたり
デモを録音したりするのは、たいてい台所。
そこが唯一我が家の中で喫煙できるスペースだからだ。
そこに何気にあった食器用洗剤に「泡のチカラ」と大文字で書いてあった。
そのカタカナで書かれた「チカラ」っていう字面に惹かれてしまった。
ラブ・ソングだったらもうそのまま「愛のチカラ」でいいじゃん。
待てよ、ぜんぶカタカナにして中黒入れちゃえ。
そしてタイトル完成。
「ア・イ・ノ・チ・カ・ラ」
安直なんだか偉大なんだかぎりぎり。もしくはすれすれ。
紙一重ってやつですか?
そして歌いだしの「ア~イノチカラ・イェ~」のところが出来た。
スライみたいじゃん!オレ小躍り。
しかし、このまま行ったんじゃジャック達の名が廃る。
こっからが妄想タイム。
ここを書いたソングライターがいたバンドの物語。
仮にジョンとしよう。
ジョンは、言った。
この「ア~イノチカラ・イェ~」をマントラのように繰り返したシングルを出したいんだ。
もうこれだけでいいんだ。
しかし、彼は事故かなんかで死んでしまう。
その追悼盤にと残りのメンバーが、
仮にポールとリンゴとインデイラとしよう。
この曲を完成してシングルで発売しようとする。
しかし、ジョンの意思とは反してこねくりまわされ、ロック・オペラみたいになっちゃた。
そんなイメージが浮かんだ。
もう、ややこしいよ!
スライと10ccのコラボみたいな曲になった。
「野菜スープはFRESH」みたいな。
ロック・オペラなんだから3人で歌おうと、オレが言いだす。
最終回なんだし。
嫌がる2人に無理やりマイクの前に立ってもらう。
最終回にふさわしい、大袈裟な歌詞も3人で歌えばこわくない。
そして、完成。
次のジャック達のアルバムはこんな感じのもっと長い大作を入れたいと思ってる。
15分~20分の組曲。
それと5~6曲の3ミニッツ・ロックが入るといいかな。
その予告編がこの曲。

「潮流」

そしてもう1曲用に用意してた「哀愁のペスカトーレ」のいう
こちらもミニチュア・ロック・オペラがあったのだが、
メンバーからNG。
「なんか他になにの~」とか言われる。
たまたまミオ・フーのレコ発に一人でゲストでやることが決まってて、
弾き語り用に何曲か新曲を書いてたのでそれを聞いてもらう。
そのうちのひとつがこの曲だった。
これいいじゃん、ってことになってつらつらとギターと歌を入れて、
後はナッキーなんとかしといてとか言って帰ったんだな。
ナッキーも1曲没にした手前何とかしたんだった。
次にスタジオに行くと何とかなってた。
しかし、もう締め切り過ぎてるわ、GGPはきせいちゅうだわで
オレがエレキを入れる羽目に。
もうこの時点で「ジャックフルーツ・ファイナル」という完結記念ライブに
間に合うかどうかの瀬戸際。
結局間に合わなかったんだけど、
12曲目にしてさらなる新境地なジャック達が出来上がった。

無謀とも言えそうな企画だったけど
走りきったジャック達は、また階段を一つ上がれたような気がする。
そしてこのハードな1年で3人の中に不思議な達成感が生まれた。
もうなにもこわくないよ、オレ達。
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by isssssiki | 2010-02-17 10:59 | ブログ的



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